予約管理をもっと簡単に!LincUpの6種類のカレンダー

【LincUpイチオシ機能紹介シリーズ
LincUpの数ある機能の中でも、特に便利で差別化ポイントとなる機能をピックアップして解説するシリーズです。導入前に知っておきたい活用方法や他ツールとの違いをわかりやすくお伝えします。

こんにちは、LincWebの水野です。

お客様との打合せの日程調整やリマインド、会議URLの発行など、毎回手作業で対応していませんか?
最近は様々な自動化ツールがあり、こうした事務作業の時間と手間を大幅に削減することができます。
本記事では、集客から顧客管理・決済まで一元化できるオールインワン型の自動化ツールであるLincUpのカレンダー機能について紹介します。

LincUpのカレンダー予約機能は、6種類のタイプ(面談/サポート/クラス/打合せ/イベント/サービス)に対応しているのが特徴です。オールインワン型ツールでありながら、カレンダー予約専用ツールと同レベルの幅広い予約パターンをカバーしています。

さらに、Google/Outlook/iCloudの各カレンダーとも同期できるので、いつも使っているカレンダーで予定を管理できます。また、Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsの会議URLも自動発行され、顧客への通知までワークフローで自動化することができます。

今回は、LincUpのカレンダー機能の特長についてご紹介しますので、是非ご一読ください!

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(今後追加予定)

目次

LincUpが提供する6種類のカレンダー

多くのオールインワン型のカレンダー機能は、単純な面談やセミナーなどの予約は行えますが、複雑な予約ロジックを組むことができないものが多く、Calendlyなどの専用サービスを使う必要があります。

しかし、専用サービスで予約を受ける場合には、その後のメール配信や商品販売につなげる場合に顧客の一元管理ができなかったり、別途費用がかかるといったデメリットがあります。

一方で、LincUpではオールインワン型のツールの一機能としてカレンダー予約機能を利用できるため、顧客管理の面でも、コスト面でも、ビジネス全体を自動化しやすいという特長があります。

予約の方式によって6種類のカレンダーを使用することができます。

LincUpが提供する6種類のカレンダー

予約画面イメージ

予約画面では、以下のように予約できる日程と時間が表示されますので、予約したい日時を選択します。
(本予約画面は、面談向けカレンダーのものです)

LincUpの予約画面。カレンダーから希望日を選び、右側のリストから空いている時間帯をクリックして予約日時を指定する画面。
予約画面(日時選択)

次に、名前とメールアドレスを入力して、予約を確定します。

LincUpの予約画面。氏名・メールアドレスを入力し、オンラインか対面かを選択して予約を確定する画面。
予約画面(情報入力)

メールアドレス以外の入力項目は必要に応じて自由に設定できるので、予約時にお客様の詳細情報やアンケートなどを記入してもらうこともできます。また、日時選択と情報入力の画面の順番を入れ替えることもできます。

次章では、各カレンダーの詳細についてご紹介をしていきます。

各カレンダーの紹介

面談向けカレンダー(Personal Booking)

面談向けカレンダーは、お客様と個別で面談を行うための予約カレンダーです。Web会議(Zoom、Google Meet、Microsoft Teams)の自動設定が可能で、同じ面談で複数のお客様からの予約を受け付けることもできます。

個別相談やコンサルなどの1対1の面談のほか、複数の顧客が参加する少人数セッションにも対応しています。Web会議URLを自動発行できるため、個別面談にもグループ面談にも活用できます。

タイプ    説明利用例          Web会議
自動設定
同時予約
人数  
予約毎の
担当者数
面談向け
(Personal Booking)
お客様と個別で面談を行うための予約カレンダーです。個別面談
コンサルティング
複数可能一人のみ
面談向けカレンダーの仕様

顧客が予約カレンダーにアクセスすると、担当者の空いている日時が選択可能な状態で表示されますので、顧客は予約したい日時を選択して予約を行います。

・複数顧客が参加する場合は、同じWeb会議URLが各参加者に共有されます。

サポート向けカレンダー(Round Robin)

サポート向けカレンダーは、サポート担当者が複数いる場合に、担当者を自動的に割り当てる予約カレンダーです。担当者の負荷最適化を行うことができます。

特に、複数メンバーでサポート対応を行うチームや、問い合わせが多いヘルプデスクにおすすめです。

タイプ    説明利用例          Web会議
自動設定
同時予約
人数  
予約毎の
担当者数
サポート向け
(Round Robin)
担当者を自動的に割り当てる予約カレンダーです。ヘルプデスク
サポート
一人のみ一人のみ
サポート向けカレンダーの仕様

予約カレンダーの設定時に、複数のサポート担当者を登録します。顧客が予約カレンダーにアクセスすると、いずれかの担当者が対応できる日時が選択可能な状態で表示されます。顧客が予約したい日時を選択すると、空いている担当者が自動的に割り当てられます。

複数の担当者に空きがある場合には、選択したロジックに基づいて担当者が自動選択されます。
空き優先:担当者に設定した優先順位に基づいて選択されます。
均等配分:予約数が少ない担当者に割り当てます。

・顧客がサポート担当者を選択できるようにするオプションもあります。
・LincUpでは、各顧客に特定の担当者をアサインすることができます。担当者がアサインされている顧客の場合には、自動的にその担当者を予約時に割り当てることもできます。

クラス向けカレンダー(Class Booking)

クラス向けカレンダーは、特定の日付・時間に開催するセミナーや教室の参加受付に使うカレンダーです。定員を設定して参加者を募集でき、残り人数を自動表示して満席になった時点で受付を停止できます。

定期的に開催するクラスも作成できるため、毎週同じ時間に行うセミナーやスクール、オンライン講座などの運営にも使えます。Web会議URLは自動発行されないため、イベント作成時にZoomやGoogle MeetなどのURLをあらかじめ作成して設定する必要があります。

タイプ    説明利用例          Web会議
自動設定
同時予約
人数  
予約毎の
担当者数
クラス向け
(Class Booking)
複数のお客様を集めて開催する会合のための予約カレンダーです。ウェビナー
グループコンサル
×複数可能一人のみ
クラス向けカレンダーの仕様

顧客が予約カレンダーにアクセスすると、クラス開催日時と各日程の残り人数が表示されます。顧客は参加したいクラス日時を選択して予約を行います。定員に達するまで、複数の顧客が同じ日時のクラスに申し込めます。

残り席数が「あと◯席」と表示されるため、参加を迷っている顧客の申し込み意欲を後押しする効果もあります。

・同じクラスを毎日、週次、隔週、月次など、繰り返し予約できるように設定することもできます。
・面談向けカレンダーと機能は似ていますが、面談向けカレンダーは空き時間に基づいた日程調整、クラス向けカレンダーは日時固定のクラスの参加者募集に向いています。

打合せ向けカレンダー(Collective Booking)

打合せ向けカレンダーは、複数の担当者の予定をまとめて確認し、全員が空いている時間のみ予約を受け付けるカレンダーです。GoogleカレンダーやOutlookと連携することで、各担当者の空き状況を自動で確認し、全員の予定が揃う時間だけが選択可能になります。

チームメンバー全員が参加する必要がある打合せやプロジェクトミーティングなどに適しています。

タイプ    説明利用例          Web会議
自動設定
同時予約
人数  
予約毎の
担当者数
打合せ向け
(Collective Booking)
複数の担当者の空き予定が確認できる予約カレンダーです。チームでの打合せ一人のみ複数必須
打合せ向けカレンダーの仕様

予約カレンダーの設定時に複数の担当者を登録しておくと、顧客は担当者全員が空いている時間だけを選んで予約できるようになります。予約確定時には、全員に同じWeb会議URLが共有されます

・予約確定時にWeb会議URLが自動生成され、同じURLが各参加者に共有されます。
・サポート向けカレンダーが「対応できる誰か1人」に振り分けるのに対し、打合せ向けカレンダーは「全員の予定が揃う日時のみ」を選べるのが特徴です。

イベント向けカレンダー(Event Calendar)

イベント向けカレンダーは、担当者が行う予約ではなく、組織が開催するイベントの参加者を募るためのカレンダーです。クラス向けカレンダーが担当者ごとに予約を登録するのに対し、イベント向けカレンダーでは担当者を設定せず、イベント専用のカレンダーとして参加希望者が予約を行います。

外部カレンダー連携時には、GoogleカレンダーやOutlookとこのイベント向けカレンダーが同期されます。チーム全員が見られるイベント専用カレンダーとして予約が登録され、会社全体のイベントスケジュールを一元管理することができます。

会社説明会、体験イベント、オフラインセミナーなど「誰が担当するか」より「イベントそのもの」が重要なケースに最適です。

タイプ    説明利用例          Web会議
自動設定
同時予約
人数  
予約毎の
担当者数
イベント向け
(Event Calendar)
組織が開催するイベント向けの予約カレンダーです。会社説明会
オフラインセミナー
×複数可能なし
イベント向けカレンダーの仕様

顧客が予約カレンダーにアクセスすると、イベント開催日時が表示されます。顧客は参加したいイベント日時を選択して予約を行います。定員に達するまで、複数の顧客が同じ日時のイベントに申し込めます。

・日時が1つしかない単発イベントで定員管理が不要な場合は、通常の申込フォームで十分です。イベント向けカレンダーは、参加人数の上限を設定したい場合に有効です。

サービス向けカレンダー(Service Booking)

サービス向けカレンダーは、担当者や提供サービスごとに予約を受け付けるためのカレンダーです。たとえば、複数の担当者がサービス提供する場合に担当者を選んで予約したり、施術メニューやレッスンプランなどのサービスメニューを選んで予約できます。

各サービスには所要時間、価格、担当者を設定でき、顧客はサービス⇒担当者⇒日時の順に選択して予約を行います。同じサービスに担当者が複数登録されている場合は、空いている担当者が自動的に割り当てられます。

ヘアサロン、英会話スクール、パーソナルトレーニングなど、複数の担当者やコースを提供している場合に最適です。

タイプ    説明利用例          Web会議
自動設定
同時予約
人数  
予約毎の
担当者数
サービス向け
(Service Booking)
お客様が複数のサービス担当者やサービスメニューから選択できる予約カレンダーです。ヘアサロン
英会話学校
一人のみ一人のみ
サービス向けカレンダーの仕様

顧客はカレンダーにアクセスしたら、まず受けたいサービスを選び、続いて担当者と日時を選んで予約します。担当者の空き状況に応じて自動割り当ても可能なため、予約の取りこぼしを防ぎやすくなります。

各カレンダーのまとめ

各カレンダーの仕様をまとめた表が以下になります。

タイプ    説明利用例          Web会議
自動設定
同時予約
人数  
予約毎の
担当者数
面談向け
(Personal Booking)
お客様と個別で面談を行うための予約カレンダーです。個別面談
コンサルティング
複数可能一人のみ
サポート向け
(Round Robin)
空いている担当者に自動的に割り当てが行われる予約カレンダーです。ヘルプデスク
サポート
一人のみ一人のみ
クラス向け
(Class Booking)
複数のお客様を集めて開催する会合のための予約カレンダーです。ウェビナー
グループコンサル
×複数可能一人のみ
打合せ向け
(Collective Booking)
複数の担当者の空き予定が確認できる予約カレンダーです。チームでの打合せ一人のみ複数必須
イベント向け
(Event Calendar)
組織が開催するイベント向けの予約カレンダーです。会社説明会
オフラインセミナー
×複数可能なし
サービス向け
(Service Booking)
お客様が複数のサービス担当者やサービスメニューから選択できる予約カレンダーです。ヘアサロン
英会話学校
一人のみ一人のみ
各カレンダーの仕様まとめ

カレンダー予約ページの公開方法

作成したカレンダーは、用途に応じて3つの方法で公開できます。

1. 予約ページ単体での公開

カレンダーごとに専用の予約ページ URL が発行されます。発行されたリンクをメールやLINE、SNSで共有すれば、顧客はそのリンクから直接予約可能です。
シンプルに予約だけを受け付けたい場合に最適です。

2. ファネルに埋め込み

LincUpのファネルビルダーを使って、カレンダーを特定のページに埋め込むことができます。たとえば「無料相談ページ」や「体験レッスン申し込みページ」に予約カレンダーを表示し、LPから予約に誘導させることができます。
LPやファネルの中で予約受け付けを行いたい場合におすすめです。

3. 外部のWebページに埋め込み

埋め込みコードを使えば、WordPressなど外部のWebサイトにカレンダーを設置できます。自社サイト内で予約導線を完結させたい場合や、既存サイトに予約機能を追加したい場合に有効です。

カレンダー予約の便利機能

LincUpのカレンダー予約は、ただ日時を選ぶだけではありません。ビジネスの現場で必要とされる様々な機能を利用でき、予約受付から顧客対応までを自動化できます。

タイプ    説明
リマインダーと自動通知予約完了時の確認メール、リマインダー、完了後のフォローアップメールを送信できます。LincUpアドオン契約時には、ワークフロー経由でLINEでリマインダーを送ることもできます。また、予約の担当者にも通知メールを送信できます。
リスケジュールリンク/
キャンセルリンク
リスケジュールやキャンセルのためのURLリンクが自動発行され、顧客はリンクから自分で予約変更やキャンセルを行えます。担当者を介さず、スケジュールは自動で更新されます。
ワークフロー連携予約をトリガーに、タグ付けやステップメール配信、顧客情報の更新など、様々なアクションを自動実行できます。これにより、予約後のフォローやセールス導線を自動化できます。
ワンタイム予約リンクの生成と送信一度しか使えない予約リンクを動的に生成できます。初回コンサルなど、一度だけの面談の予約リンクを発行したい場合に有効です。
決済と請求書発行予約時に決済を行い、支払い完了後に予約を確定させることができます。請求書の発行や支払状況の管理も自動化できます。また、複数通貨に対応しています。
バッファタイムの設定各予約の前後に準備や後処理の時間を自動で確保できます。
タイムゾーン自動調整顧客のブラウザ設定に合わせて表示タイムゾーンが自動調整されるため、海外在住の顧客や出張中の顧客との時差ミスを防げます。
カスタムフォーム予約時にヒアリングしたい相談内容や要望などの質問を自由に追加設定できます。
カレンダー予約の便利機能

まとめ

LincUpのカレンダー予約機能は、単なる日時予約にとどまらず、6種類のカレンダータイプ・外部ツール連携・便利機能が利用でき、これまで人手で行っていた予約作業を自動化することができます。

LincUpカレンダーの主な特長
・幅広いユースケースに対応(面談向け、サポート向け、クラス向け、打合せ向け、イベント向け、サービス向け)
・外部カレンダー連携(Google、Outlook、iCloudカレンダーとの相互同期)
・Web会議システム連携(Zoom、Google Meet、Microsoft TeamsのURL自動発行)
・予約後の通知、リマインダー、決済、ワークフロー連動まで一気通貫で自動化可能

これらを組み合わせることで、予約受付から当日フォロー、顧客管理までを一貫して効率化することができます。もし、予約管理を手作業で行っているなら、この機会に一度LincUpのカレンダー機能を試してみませんか?

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この記事を書いた人

国内大手IT企業に16年間勤務し、研究開発やシステム開発に従事。
2017年にマレーシアに移住し、現地の日系IT企業へ転職。
現在は最高戦略責任者(CSO)として、ビジネス戦略や技術戦略の策定、
プロジェクトマネジメント、システム導入・運用までを幅広く担当。

また、ビジネスを安定して運営するための「仕組み設計」を専門とする「LincWeb」を立ち上げ、個人事業主のビジネス設計や、ツールを活用した業務自動化を支援している。

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