なぜ格安で自動化できるのか?LincUp構築代行の仕組み

【LincUpイチオシ機能紹介】シリーズ
LincUpの数ある機能の中でも、特に便利で差別化ポイントとなる機能をピックアップして解説するシリーズです。導入前に知っておきたい活用方法や他ツールとの違いをわかりやすくお伝えします。
こんにちは、LincWebの水野です。
最近、個人事業主を対象とした、自動化ツールの「構築代行」というサービスをよく耳にしませんか?
LPやステップメールの配信、決済導線などの自動化の仕組みを代わりに構築してくれるサービスですね。ただ、いざ見積もりを取ってみると、数十万円単位の高額なパッケージが提示されて驚く方も多いのではないかと思います。
これは、ビジネスを始めたばかりの方や、まだビジネスが安定していない段階の方にとっては、なかなか手を出しづらい価格ですよね。なぜ構築代行は高額になってしまうのでしょうか?
「ツール設定には専門知識が必要だから」「できる人が限られているから」といった理由もありますが、実はもっと根本的なビジネス構造に関係しているのです。
LincUpの構築代行は、従来のやり方とは異なる仕組みとビジネスモデルによって、よりリーズナブルな価格で同様の自動化を実現しています。そこで本記事では、なぜ一般的な構築代行サービスは高額になりやすいのか、そしてLincUpがなぜリーズナブルに構築代行サービスを提供できるのかを、ビジネスモデルと仕組みの両面から解説していきます。
「LincUpイチオシ機能紹介」記事一覧
第1回 予約管理をもっと簡単に!LincUpの6種類のカレンダー
第2回 口コミを第4の集客導線に!LincUpのアフィリエイト機能
第3回 追加費用なしで電子サイン!LincUpで契約を自動化
第4回 割引を“仕組み”に変える!LincUpのクーポン機能
▶ 第5回 なぜ格安で自動化できるのか?LincUp構築代行の仕組み
(今後追加予定)
高額な構築代行が増えている背景
一般的に自動化ツールの構築代行を依頼すると、内容にもよりますが、10〜30万円台、時には50万円を超えることもあります。ツールの設定やシナリオ設計には専門知識が必要になるため、ある程度の費用がかかるのは当然です。しかし、根本的にはビジネス構造そのものに「高額にせざるを得ない理由」があると見るのが妥当でしょう。
ここでは、価格を押し上げる3つの要因を整理してみましょう。
1. 手作業で一から構築している
多くの構築代行者は、案件ごとにツールを一から設定していく手作業中心の構築方式を取っています。これには、ツール自体にアカウントをまたいだコピー機能がないことや、近年のオールインワン型ツールの多機能化により、設定項目が多様化しているという技術的な要因があります。
結果として、構築代行はいまだに高額な価格帯のものが多く、利用者も「そんなものだ」と思って発注してしまう構造が続いています。
2. 構築代行そのもので利益を取る
ビジネスモデルも大きな要因の1つです。多くの代行者は、構築代行そのもので利益を確保するモデルを取っており、単価を上げなければビジネスが成立しません。構築後の運用サポートを月額課金しているケースでは、ツール代に加えての出費になるため、結局のところユーザーにとっては負担となってしまいます。
また、ツールのアフィリエイト収益に頼るケースもありますが、相当な数の顧客を獲得しなければ安定収益にならないため、ハードルが高いと言えるでしょう。
3. セット販売により高価格化している
構築代行だけでは収益性が低いため、LP(ランディングページ)作成やコンサルをセットで提供するケースも増えています。
LP制作には、デザインやライティングなど構築代行とは別の専門スキルが必要であり、本格的なブランディングを意識したLPでは数十万円規模になることもあります。また、構築代行とはスキルセットが異なることから、複数の担当者や外部パートナーが関わることも多く、工程管理のコストも発生しがちです。
さらに「コンサル付き」で単価を上げる例もありますが、構築代行を行い、かつ対価に見合うだけの広い知見や経験を持った人は限定的なので、しっかりと見極める必要があるでしょう。
コンサルの問題については、以下の記事もご覧ください。

このように、構築代行が高額化している背景には、「効率化を行わない/行えない」「単発で利益を確保せざるを得ない」というビジネス構造上の要因があるのです。
LincUpが格安で構築できる3つの理由
LincUpの構築代行は、基本パッケージは初期費用199〜299USD(約3〜4万円台)という価格帯で提供しています。しかも内容は、ファネル、決済、カレンダー、メール配信、動画講座の設定など、一般的な高額パッケージと大きな差はありません。
では、LincUpはなぜ同じような構築代行を低価格で実現できるのでしょうか。
その理由は、LincUpのビジネス構造にあります。ここでは、LincUpが、品質を担保しながらも構築代行を格安で提供できる3つの理由を紹介します。
1. 構築代行を収益の軸としていない
LincWebは、米国のマーケティングツール開発会社のエージェンシー(代理店)です。LincUpは、ツールライセンスと構築代行/運用サポートを組み合わせたサービスであり、構築代行だけでなくツール利用料(サブスクリプション)からも継続的な収益を得られる仕組みになっています。
そのため、構築代行は「利益を確保するためのサービス」ではなく、「ツール導入の“入り口”」と位置づけています。このモデルにより、 構築代行で高額な対価をもらわなくても事業が成り立つのです。
2. 「よくある構築パターン」をテンプレート化している
LincUpのツールは、元々エージェンシーが複数のエンドユーザーを抱えるモデルを想定していることから、アカウント全体をテンプレート化できるスナップショットという機能があります。一度構築した導線(LP、フォーム、決済、メール配信など)をそのまま他のアカウントに複製することができるのです。
LincWebでは、様々なお客様をサポートする中で、「よくある構築パターン」に関するノウハウを蓄積しています。LincUpは、この「よくある構築パターン」を実装したスナップショットをベースに構築を行うことで、新しいアカウントの環境構築の工数を大幅に削減できるため、結果的に必要な人件費も小さくなっています。
また、LPデザインやWebサイト作成代行のオプションについてもテンプレートをベースとしており、リーズナブルな価格で提供しています。ブランディング目的のオリジナリティの高いページというよりは、あくまで自動化を目的としたスタンダードなLPやWebサイトを作成したいという方におすすめです。
3. 構築代行の体制
LincUpは、1や2を実現するために海外製のツールを採用しています。これには、開発スピードが速く機能性も高いツールを利用できる反面、海外ツールにありがちな「品質が不安定」「サポートが英語」といった懸念点もあります。
こうした懸念点を解消するために、LincUpでは海外経験の長いエンジニアとWebディレクター/デザイナーのチームが構築代行から運用サポートまでを担当しており、各機能の動作確認を一通り行ったうえで、国内利用でも問題の無い機能に基づいてパッケージを構築しています。また、開発元への問い合わせはLincWebがすべて行い、これまで弊社の報告によりいくつものバグが改修されたという実績もあります。
さらにこの体制により、カスタマイズされたデザインや導線設計が必要になる場合でも、エンジニアとデザイナーが連携してスムーズな自動化を実現しています。
このように、海外ツールの不安定さを解消しながら、日本の個人事業主の方々が大きな初期投資なく自動化を進められるサービスを提供しているのです。
LincUp構築代行パッケージ
LincUpは、99USD/月のツールライセンス(運用サポート込み)に加えて、構築代行パッケージを提供しています。構築代行は初期費用のみ(1回限りのお支払い)になっています。

ここからは、LincUpで提供している構築代行パッケージをご紹介します。
基本パッケージ
ビジネスの内容に応じて、2つの基本パッケージを提供しています。
| 基本パッケージ | 初期費用 | 説明 | 利用できる機能 | 対象ビジネス |
|---|---|---|---|---|
| 商品販売パッケージ | 199 USD (約30,000円) | 商品販売を中心とした ビジネス向けのパッケージ | ファネル 決済 カレンダー 契約書 ステップメール LINEステップ配信 SNS自動返信 | コンサル コーチング 作業委託 代行サービス など |
| オンライン講座パッケージ | 299 USD (約45,000円) | オンライン講座を中心とした ビジネス向けのパッケージ | 商品販売パッケージ +オンライン講座 | 動画講座販売 オンラインスクール コンサル+動画講座 など |
(1USD=150円換算)
オプションパッケージ
基本パッケージに加えて追加機能の設定を行いたい方は、オプションパッケージを利用できます。価格は要件に応じて個別での見積もりとなります。また、ここに無い機能についても、ご要望があれば構築代行をお請けしています。
| オプション パッケージ | 初期費用 | 説明 |
|---|---|---|
| LPデザイン | 199 USD~ (約30,000円~) | テンプレートをベースに、自動化を目的としたオプトインや商品販売のためのスタンダードなLPデザインを行います。ページ構成の設計、メインビジュアル作成、ライティングなど、代行の内容によりお見積もりいたします。 |
| Webサイト作成 | 299 USD~ (約45,000円~) | テンプレートをベースに、スタンダードなWebサイトの作成を行います。ページ構成の設計、メインビジュアル作成、ライティングなど、代行の内容によりお見積もりいたします。 |
| ECサイト作成 | 299 USD~ (約45,000円~) | 複数の商品を販売するECサイト作成を行います。サイトのデザイン、商品数などによりお見積もりいたします。 |
| ウェビナー導線 | 199 USD~ (約30,000円~) | ウェビナーの申し込みぺージと視聴ページを作成します。ライブウェビナーとオンデマンドウェビナーに対応しています。 ※ライブウェビナーのストリーミングはZoom等の外部ツールを使用します ※オンデマンドウェビナーで使用する動画はお客様側でご用意ください |
| アフィリエイト | 199 USD~ (約30,000円~) | 商品販売のためのアフィリエイト機能の設定を行います。 |
| コミュニティ | 199 USD~ (約30,000円~) | オンラインサロンなど、会員同士でクローズドに交流できるコミュニティ機能の設定を行います。 |
(1USD=150円換算)

このように、LincUpは基本パッケージだけであれば3~4万円程度、オプションパッケージを追加する場合には機能ごとに3~4万円程度となっています。多くの個人事業主の方は10万円以下で、複数のオプションが必要な方でも20万円以下でツールを使った自動化を実現することができるのです。
LincUpは、まずはオーソドックスなやり方でリーズナブルに自動化を進めたい、という方に最適な選択肢といえるでしょう。ご興味のある方は以下のページもご覧ください。
LincUp構築代行の流れ
次に、構築代行を含むLincUp導入のステップを紹介します。ヒアリングから運用サポートまでの5つのステップで、初めての方でも安心して導入を進められるようになっています。

STEP1|ヒアリング/お見積もり
お客様の課題や実現したいことを伺い、現在お持ちのLPや集客方法、今後のビジネス展開の計画などを伺い、それらを踏まえて最適な構築内容とパッケージ構成をご提案します。この段階でお見積もりも行います。
STEP2|お申し込み
提案内容にご同意いただけたら、LincUpサービスにお申し込みいただきます。LincUpの販売ページからオンラインでのお申し込みできます。構築代行費用についてはこのタイミングでのお支払いとなりますが、月額サブスクリプションには30日間の無料利用期間があります。
STEP3|初期設定/構築代行の打合せ
お申し込み後、ツールの初期設定や構築内容の詳細について打合せを行います。ビジネスにおける具体的な利用方法や各機能の詳細の動きについてすり合わせを行います。
STEP4|LincUpの環境構築
LincWebの構築チームが、伺った内容に基づいてLincUpの環境を構築します。パッケージに対応したテンプレートを使用し、必要な設定やカスタマイズを行います。
STEP5|利用開始/運用サポート
構築が完了し次第、運用を開始します。ツールの使い方や操作に関しては、ChatworkまたはDiscordの専用チャネルでご質問いただけます。また、毎月1時間までの設定代行をご依頼いただけます(※超過分はチケット制)。
まとめ
本記事では、一般的な構築代行が高額になりやすい背景と、LincUpが格安で構築代行を実現できる理由を見てきました。多くの構築代行は、手作業中心で効率化が難しく、単発収益に依存せざるを得ない構造となっています。一方でLincUpは、ツール提供と構築代行や運用サポートを一体化したビジネスモデルによって、同様の自動化サービスをより手頃な価格で実現しています。
導入の流れもシンプルで、ヒアリングから運用開始までの5ステップでビジネスの自動化を完結し、本来のビジネスに集中できる環境を整えられるのがLincUpの強みです。自動化を進めたいが、何から始めればいいかわからない。そんな方は、まずはお気軽にご相談ください。あなたのビジネスに合わせた最適な導入プランをご提案します。
「LincUpイチオシ機能紹介」記事一覧
第1回 予約管理をもっと簡単に!LincUpの6種類のカレンダー
第2回 口コミを第4の集客導線に!LincUpのアフィリエイト機能
第3回 追加費用なしで電子サイン!LincUpで契約を自動化
第4回 割引を“仕組み”に変える!LincUpのクーポン機能
▶ 第5回 なぜ格安で自動化できるのか?LincUp構築代行の仕組み
(今後追加予定)

