口コミを第4の集客導線に!LincUpのアフィリエイト機能

【LincUpイチオシ機能紹介シリーズ
LincUpの数ある機能の中でも、特に便利で差別化ポイントとなる機能をピックアップして解説するシリーズです。導入前に知っておきたい活用方法や他ツールとの違いをわかりやすくお伝えします。

こんにちは、LincWebの水野です。

個人事業を運営しているみなさん、
「もっと紹介が増えたらいいのに」「紹介してくれた人にちゃんとお礼をして、さらに広げたい」
そんなふうに思ったことはありませんか?

SNSやSEO、広告は集客の定番ルートですが、口コミは「たまたま起きるもの」というイメージが強いですよね。でも、口コミによる紹介をアフィリエイトとして仕組み化すれば、立派な集客導線のひとつに変えることができます。

LincUpのアフィリエイト機能は、紹介リンクの発行から報酬の自動計算、成約管理までを自動化でき、口コミを偶然の出来事ではなく、継続的に回る仕組みに変えることができます。

本記事では、口コミをどうやって集客の柱に変えるのか、そのためにLincUpでどんなことができるのか、そして経営的に無理のない報酬率の考え方まで、実務的な視点でお伝えしていきます。
「口コミをもっと活かして集客につなげたい!」という方は、ぜひご一読ください。

LincUpイチオシ機能紹介記事一覧
第1回 予約管理をもっと簡単に!LincUpの6種類のカレンダー
▶ 第2回 口コミを第4の集客導線に!LincUpのアフィリエイト機能
第3回 追加費用なしで電子サイン!LincUpで契約を自動化
(今後追加予定)

目次

口コミの仕組み化とその意義

まずは、個人事業でよく使われる3つの集客方法を整理してみましょう。
SNS、広告、SEOはオンライン集客の3本柱とも言える存在です。

個人事業主がよく使う3つのオンライン集客手段を示した図。左から「SNS:発信でファンを集める」「広告:お金を出してリーチする」「SEO:検索で見つけてもらう」と表示されている。これらはオンライン集客の3本柱として紹介されている。
個人事業主の代表的な3つのオンライン集客手段

それぞれの集客手法には長所、短所があります。
SNSは、コツコツ発信を続けることでファンを増やし、関係性を深めながら集客する方法です。気軽に始めやすいのですが、継続負荷が高いうえに発信者に依存する要素が強いため、誰にでも合う手法というわけではありません。
広告は、即効性が高いという特長がありますが、継続的にコストがかかるため、まだ収益が不安定な起業初期においては負担が重いという方もいるかもしれません。
SEOは、コンテンツの準備に手間がかかり、公開後も効果が出るまでに時間がかかりますが、記事やページが資産として残り、検索経由の流入が期待できますので、中長期的な安定的な集客には有効です。

これら3つはどれも大切ですが、いずれも自分から動いて発信したり、お金をかけて集客する必要がある方法です。

そこで今回注目するのが「口コミ」です。実は、口コミは広告よりも成約率が高く、信頼感も高いという特長があります。しかも、アフィリエイト(紹介制度)として仕組み化することで、第4の集客導線として3本柱と並ぶ大きな役割を果たしてくれるのです。

口コミによる紹介を仕組み化して回すことで、
・紹介する人のメリットが明確になり、紹介しようという動機が高められる。
・自分自身が発信しなくても集客を行える。
・集客コストを抑えながら成約率の高い見込み客を得られる。
といった効果が期待できます。

口コミを偶然のボーナスではなく、計画的な集客チャネルとして育てていくことが、これからの個人事業では大きな武器になると言えるでしょう。(集客導線については、以下の記事もご一読ください。)

LincUpのアフィリエイト機能の特長

では、実際に口コミをどう仕組み化するか見ていきましょう。
LincUpのアフィリエイト機能を使うと、紹介リンクの発行から報酬計算、成約管理、自動化まで、すべてをまとめて行うことができます。ここでは、LincUpならではの特長を5つ紹介します。

多層アフィリエイト

LincUpは最大7層までの多層アフィリエイトに対応していますので、紹介者がさらに紹介者を連れてきたときに報酬を発生させることができます。
まずはシンプルに1層で始め、紹介による売上が伸びてきたら2層以上に拡張することもできます。

以下は、3層のアフィリエイトを構成した際のイメージ図です。

「多層アフィリエイトのイメージ図。商品提供者から第1階層のアフィリエイターAに契約が発行され、アフィリエイターAがサブアフィリエイターB1・B2を勧誘。さらにB2がC1・C2・C3を勧誘し、各層が販売した際に親アフィリエイターにも報酬が入る仕組みを示している。最大7階層まで設定可能。」
多層アフィリエイトのイメージ(3層の場合)

例えば、アフィリエイターAは、さらに新しい紹介者であるアフィリエイターB2を自らのサブアフィリエイター(下位の紹介者)として登録できます。アフィリエイターB2が新しいお客様2に商品を販売した場合には、アフィリエイターB2のほか、その親アフィリエイターであるアフィリエイターAにも報酬が付与されます。

各層に報酬率を設定することができ、報酬は以下のように計算されます。

多層アフィリエイトにおける報酬付与のイメージ図。商品価格1万円、Tier1に20%(2000円)、Tier2に10%(1000円)、Tier3に5%(500円)が支払われる設定。お客様1はアフィリエイターAに2000円、お客様2はアフィリエイターBに2000円+親Aに1000円、お客様3はアフィリエイターCに2000円+親Bに1000円+親Aに500円、合計3500円が支払われることを示している。
多層アフィリエイトにおける報酬の付与のイメージ

例えば、第3層のアフィリエイターC3がお客様3に商品販売を行った場合、販売者C3(Tier1)、その親B2(Tier2)、さらにその親A(Tier3)に、それぞれの報酬率に応じた報酬(合計3,500円)が支払われることになります。

このように、販売したアフィリエイターの階層が深いほど、支払う報酬額の総額は増えていきます。従って、各階層のアフィリエイターに支払う報酬額を計算したうえで、報酬率を注意深く設計していく必要があります。

紹介を漏らさない仕組み

せっかく誰かが紹介してくれたのに、「その紹介がカウントされていなかった…」ということがあると、紹介者が不満に感じてしまいます。
LincUpのアフィリエイト機能は、オンライン/オフライン双方で「誰が紹介したか」をトラッキングできるよう設計されているため、紹介を漏らさずきちんと記録することができます。

  • 自動トラッキング
    紹介リンク経由のクリックから成約までを追跡し、誰が紹介したかを自動でひもづけます。
  • オフライン販売の登録
    セミナー現地での申し込みや、対面契約、電話・メールでの受注など、オンライン以外で発生した成約も管理画面から手動で登録できます。「会場で契約した分が記録されない」という取りこぼしを防げます。
  • 紹介リンクを踏まなかった購入の紐づけ
    紹介による購入だったにも関わらず、顧客がアフィリエイトリンクを使わずに購入してしまった場合でも、後から紹介者を紐づけることができます。「紹介したのに報酬がもらえない」といったことも無くなります。
  • クーポンコードによる追跡
    アフィリエイターが配布できる専用の割引クーポンを発行し、購入時に使用してもらうことで、アフィリエイターの追跡を行うことができます。Instagramなどリンクを貼り付けられないプラットフォームでも利用できます。

こうした仕組みがあることで、紹介者に安心して紹介してもらえる環境が整い、口コミによる集客が継続しやすい状態を作ることができます。

柔軟なアフィリエイト設計

口コミによる紹介の仕組みを継続するには、「紹介する人が納得できる報酬設定」が重要になります。
LincUpでは、できるだけ紹介者の意欲を引き出せるよう、報酬設定を柔軟に組むことができます。

  • 商品やアフィリエイターごとに報酬率を設定可能
    同じアフィリエイトキャンペーン内でも、商品やアフィリエイターごとに報酬率や報酬額を変えることができます。
  • 販売数やサブスクリプション期間による報酬率の変更
    「10件以上販売すると報酬率アップ」「サブスクリプションの最初の6か月分だけ報酬を付与」など、販売数やサブスク期間で報酬率や報酬有無を設定することができます。
  • アフィリエイターのレベルアップ
    特定の売上や販売数を達成すると、アフィリエイターを(より報酬率が有利な)別のアフィリエイトプログラムに招待してレベルアップさせることができます。
  • 販売以外のアクションに対するアフィリエイト
    商品販売だけでなく、オプトインやカレンダー予約などのアクションについてもアフィリエイト報酬を設定することができます。
  • クーポンによる販売促進
    前述のように、アフィリエイターが顧客に対して配布できるクーポンを発行できます。アフィリエイターはクーポンを使って販売促進を行うことができます。
  • アフィリエイト販売とみなす期間の設定
    アフィリエイトリンクを最初にクリックしてから何日以内に購入した場合にアフィリエイト販売とみなすかを自由に設定できます。(2~365日の間で設定)

このような柔軟な設計ができることで、「たくさん売ってくれた人にはしっかり報いる」「新商品を重点的に広めてもらう」といった戦略的な報酬設計が可能になります。

ただし、報酬率は高ければよいというものではありません。本記事の後半では、経営視点から見た健全な報酬率の考え方についても解説します。

アフィリエイト管理の自動化

せっかくアフィリエイトの仕組みを作っても、「リンクの発行や報酬計算が大変…」となると続けるのが面倒になってしまいますよね。LincUpでは、こうした運用を自動化することができます。

  • リンクの自動発行とトラッキング
    アフィリエイターごとに商品紹介リンクやサブアフィリエイター向けの登録リンクが自動生成されます。アフィリエイトリンクのクリック〜成約までを追跡して、自動でアフィリエイト販売状況を集計します。
  • 報酬計算の自動化
    クリックや成約をもとに、報酬額を自動で計算します。手作業で集計する必要がないので、計算ミスや確認漏れを防ぐことができます。
  • 通知の自動化
    アフィリエイトプログラム登録時、商品販売時にアフィリエイターへ通知を自動で送ることができます。さらにワークフローを組めば、アフィリエイト登録や販売をトリガーに、自動でアクションを実行させることもできます。
  • 支払いの自動化
    報酬の支払いはPayPalペイアウトと銀行振込から選択できます。PayPalペイアウトを使用する場合には、特定の日付に報酬をまとめて自動で送金できます。(銀行振込はマニュアルで実施)

こうした自動化により、「作ったはいいけど運用が大変で止まってしまった…」という事態を防ぎ、少ない手間で長く回せる仕組みを作ることができます。

ダッシュボードで成果を見える化

仕組みを作ったら、次に大事なのは成果を把握することです。「どれくらい紹介があったか」「誰が貢献しているか」が見えると改善のヒントが見つかりますし、アフィリエイター本人も「自分はどれくらい紹介できているか」を把握できるとモチベーションが上がります。
LincUpでは、管理者とアフィリエイター、それぞれが成果を確認できる仕組みがあります。

管理者向けダッシュボード

管理画面では、アフィリエイト全体の状況をリアルタイムに把握できます。

  • アフィリエイターごとの状況の確認
    誰がどれだけ貢献しているかをリストで確認できます。クリック数、販売数、サブアフィリエイト数、販売額、報酬額などが一覧で表示されます。アフィリエイトプログラムや期間でフィルタリングもできます。
  • CSVダウンロード
    リストをCSVでダウンロードし、分析などに活用することができます。

アフィリエイター向けクライアントポータル

アフィリエイター自身も、クライアントポータルにログインして自身の紹介状況を確認できます。

  • 紹介リンクやクーポンコードの取得
    自身の紹介リンクやクーポンコードを確認できます。
  • 成約数や報酬額の確認
    販売数、販売額、報酬額、支払い済み額などを確認できます。
  • CSVダウンロード
    各種情報をCSVでダウンロードし、分析などに活用することができます。

管理者が全体を把握できるだけでなく、アフィリエイターも自身の成果を確認できますので、紹介がどれだけ成果につながっているかを実感してもらいやすくなります。

アフィリエイト報酬率の決め方|健全なビジネス設計のための考え方

アフィリエイト報酬率は「高ければよい」というものではありません。報酬はインセンティブであると同時に、あなたのビジネスにとっては営業コストとなります。低すぎれば紹介してもらえませんし、高すぎれば利益が減ります。
では、どれくらいの報酬率が健全なのでしょうか。

ここでお伝えしたいのは、「アフィリエイト=営業代行」という視点です。アフィリエイターは、企業でいえば営業担当や販売代理店と同じ役割を担う存在です。本来自分がやるはずだった営業活動を代わりにやってくれていると考えると、報酬率は「営業コストとして妥当か?」という視点で判断していくのが合理的と言えます。

アフィリエイト報酬率の設定方法と注意点

報酬率は、「なんとなくこれくらいかな」とか「〇〇さんは〇%だから」で決めるのではなく、売上をつくるためにかかる費用(販売費・広告宣伝費)から逆算して設定するのが健全と言えるでしょう。
本記事では、この販売費・広告宣伝費のことを、合わせて「集客コスト」と呼ぶことにします。

考え方としては、まず売上全体に対する集客コストの比率を決め、そこから広告費などのアフィリエイト以外のコストを差し引き、残りをアフィリエイト報酬に割り当てるイメージです。

集客コストを売上全体の中でどう位置づけるかを、例を使ってもう少し具体的にイメージしてみましょう。

売上の内訳を示す円グラフ。原価40%(動画制作費、運営スタッフ人件費、講師報酬、コミュニティ運営など)、集客コスト25%(広告費、アフィリエイト報酬、ツール利用料など)、管理費10%(事務スタッフ人件費、事務所費、光熱費、会計・顧問料など)、利益30%(経営者報酬、次期サービス開発、内部留保など)と表示されている。集客コストは売上全体の一部に過ぎないことを示している。
売上の内訳例(オンラインスクールの場合)

このように、売上は原価、集客コスト、管理費、利益などに分かれており、集客コストは全体の一部に過ぎません。その中でさらに「広告費」「アフィリエイト報酬」「ツール利用料」などに分配する必要があります。
例えば、集客コスト比率を25%と想定したとき、広告費やツール利用料に10%かかるなら、残りの15%がアフィリエイト報酬に回せる上限ということになります。

業種ごとに一般的な集客コスト比率は異なりますが、個人事業に多い業態ではおおむね以下が目安になります。
※集客コストの比率は、生成AIでの調査に基づいたものです。

業態一般的な
集客コストの比率
適正報酬率(目安)考え方
コンサル/コーチング20〜30%10〜20%自分自身が営業活動を行うことが多く、時間をコストと考えると集客コスト比率は高めになります。ただ、広告費は比較的少ない業種のため、アフィリエイト報酬に10〜20%を割り当てられます。
オンラインスクール25〜35%10〜20%広告や動画制作、スタッフ人件費などのコストがかさむ場合も多いため、集客コスト比率は高めでも、報酬率はコンサルと同じく10〜20%程度が健全です。
デジタルコンテンツ販売15〜30%10〜25%コンテンツ作成後の原価は抑えられるため、販促費をかけやすい業態です。期間限定や新商品ローンチ時のみ報酬率を高く設定するなどの工夫も有効です。
物販(リアル商品)10〜20%5〜10%原価や在庫コストが大きく、粗利率が低めの業態なので、アフィリエイト報酬に回せる予算は限られます。報酬率は5〜10%程度に抑えるのが現実的でしょう。

アフィリエイト報酬だけで30%以上かけてしまうと、他の広告費や営業コストを削る必要があるうえに、利益が大きく圧迫されてしまいます。

なお、ここで紹介している集客コスト比率や適正報酬率は、上場企業の決算情報をベースにした一般的な水準となっています。小規模・中小企業でも比率の傾向は大きくは変わりませんが、業種やビジネスモデル、成長フェーズによっても適正な率は変わります。あくまで「考え方の目安」として参考にしてください。

特にビジネス立ち上げ初期は、報酬率を高めに設定して、利益よりも顧客数を増やすことを優先する判断もあるかと思います。ビジネスが一定の規模に達した段階で、ここで示した目安に近づけていくと、健全な収益構造を作りやすくなると捉えるとよいでしょう。

LincUpの報酬率の考え方は?

報酬率の設定方法のイメージを持つために、LincUp自体のアフィリエイトプログラムを例に考えてみましょう。
LincUpでは、アフィリエイト報酬率を 15% に設定しています。これはLincUpのビジネスモデルを考慮して設定したものです。

まず、LincUpのツールはSaaS型のサブスクリプションサービスです。SaaS業界では、売上のうち15〜25%を集客コストに投じるのが標準的で、そのうちアフィリエイト報酬に回せるのは10〜20%とされています。この観点から見ると、15%というのは(提供側として)安心して長期的に続けられる水準と言えるでしょう。

一方で、ClickFunnelsやKajabiなど海外のWeb自動化ツールの報酬率は、20〜30%と高くなっています。これは、教育・啓蒙などの販売活動をアフィリエイターに大きく委ね、広告費の代わりに報酬を多く支払う考え方です。結果として報酬分が価格に転嫁され、ツール単体ではLincUpよりも高額になるサービスも多くなっています。

LincUpは、ツールだけでなく構築代行サービスや運用サポートをセットで提供するサービスです。そのため、価格を上げてまで報酬率を高くするのではなく、リーズナブルにサポートを提供することでサービス価値を最大化する方針を取ることにしました。代わりに、最低支払額の設定はせず、1ライセンスから報酬をお支払いするポリシーとして、小さな紹介にも確実に報酬をお渡しできるようにしています。

このように、LincUpの報酬率は「健全に利益を確保しながら、顧客価値を最大化するためのバランス」を考慮して設定しています。あなたのビジネスでも、口コミを計画的に活かせる仕組みを整えつつ、無理のない報酬率を設定することで、長く続けられる集客導線を作ることができるはずです。

報酬率を高くしすぎるリスク

高い報酬率は紹介者のモチベーションを高めますが、どのような人がアフィリエイターになるかを考えないと、思わぬリスクを招くことがあります。ここでは、利益圧迫以外のリスクについて解説します。

  • インセンティブだけで動く人が集まる
    報酬率が高すぎると、「商品がどれだけ良いか」よりも「どれだけ稼げるか」だけで判断する人が集まりやすくなります。結果として、商品理解が浅いまま無理な売り方をしたり、ニーズが合っていない顧客に販売して、トラブルやクレームにつながることもあります。
  • ブランドイメージの毀損
    「とにかく売れればいい」というタイプのアフィリエイターが増えると、誇張したセールストークが目立つようになり、ブランドの信頼が損なわれかねません。長期的には既存顧客や見込み顧客が離れてしまい、逆効果になることもあります。
  • 報酬率を下げづらくなる
    高い報酬率を前提に集まったアフィリエイターは、報酬率を下げると離脱する傾向が強いです。ビジネスの成長に応じて原価構造が変わっても、報酬を柔軟に見直すことができず、経営判断の幅が狭まるリスクもあります。

これらのリスクに対応するために、できるだけ提供者の考え方に合ったアフィリエイターを集めるために、審査制にしたり、教材コンテンツやガイドラインを作成するといった対策も考えられます。

報酬率を設定するときは「どのくらい支払えるか」だけでなく、「どんな人に紹介してほしいか」という観点も大切です。自社ブランドや顧客満足度の観点で、長期的に健全なエコシステムが回る水準を選ぶようにしましょう。

まとめ

LincUpのアフィリエイト機能は、単なる紹介リンクの発行にとどまらず、多層アフィリエイト・オフライン販売登録・クーポン追跡など、口コミを“計画的に回す仕組み”を作るための機能がそろっています。

LincUpアフィリエイトの主な特長
・多層アフィリエイト対応
・紹介を漏らさない仕組み(自動トラッキング、オフライン対応、手動紐づけ、クーポンコード)
・柔軟な報酬設計(商品やアフィリエイターごとに設定、販売数や期間による設定、レベルアップなど)
・アフィリエイト管理の自動化(リンク発行、報酬計算、通知、支払い)
・ダッシュボードで成果を見える化(管理者・アフィリエイター双方)

これらを活用することで、SNS・広告・SEOに加えた「第4の集客導線」として、紹介を継続的に集客へつなげることができます。その際には、ビジネスの特性に合わせて報酬率を設定するようにしましょう。

まずはLincUpでアフィリエイト機能を試して、あなたのビジネスでも「紹介が自然に広がる仕組み」を作ってみませんか?

「一人で抱え込まず、仕組みづくりや自動化を相談しながら進めませんか?」
LincUpは、必要なときに必要なサポートを利用できる、伴走サポート付きツールサービスです。
WebのことはLincWebに任せて、あなたはあなたにしかできないサービスづくりに集中しませんか?
LincUpのサービス内容はこちらからご確認いただけます。

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第1回 予約管理をもっと簡単に!LincUpの6種類のカレンダー
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この記事を書いた人

国内大手IT企業に16年間勤務し、研究開発やシステム開発に従事。
2017年にマレーシアに移住し、現地の日系IT企業へ転職。
現在は最高戦略責任者(CSO)として、ビジネス戦略や技術戦略の策定、
プロジェクトマネジメント、システム導入・運用までを幅広く担当。

また、ビジネスを安定して運営するための「仕組み設計」を専門とする「LincWeb」を立ち上げ、個人事業主のビジネス設計や、ツールを活用した業務自動化を支援している。

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