テンプレに縛られない。LPデザインの“自由設計”とは?

本記事は「LincUpで仕組み化を進めよう ― 7つの重要ポイント」(全7回)の第3回です

こんにちは!LincWebの水野です。

第2回では、LincUpのオールインワンツールとしての強みをご紹介しました。

第3回では、商品の魅力をしっかり伝えるWebページを作るために欠かせない「デザインの自由度」について、LincUpならではの強みをご紹介します。後半では、ClickFunnelsやUTAGEなどの他ツールとの自由度の違いついても触れていきます。

LincUpで仕組み化を進めよう ― 7つの重要ポイント記事一覧(全7回)
第1回 ツールだけじゃない!伴走サポートの価値とは
第2回 ツールを1つに!自動化が進む理由
▶ 第3回 テンプレに縛られない。LPデザインの“自由設計”とは?
第4回 ワークフローで業務を自動化!LincUpによる自動化の神髄
第5回 顧客管理は信頼づくりから。CRMで履歴も状況も一元管理
第6回 集客導線の全体像が見える!戦略的に仕組み化を進めよう
第7回 世界50万サイトが導入する自動化ツールを日本語伴走サポートで安心活用

目次

LPは商品の「顔」です

何かの商品に興味を持ったとき、その会社や商品のWebページを見る人は多いですよね。はじめてその会社や商品を知った人にとって、Webサイトはまさにその「顔」といえるでしょう。商品ページやLPは、その魅力を最初に伝える重要な接点になるのです。

そんなWebサイトやLPを見たとき、あなたはいったいどこを見ますか?もちろんそこに書いてあるメッセージや内容は読むと思いますが、一番最初に見たときにぱっと受ける印象というのが、やはり大きいのではないでしょうか。

例えば、ある調査※1では、ユーザーの約半数(46.1%)が、そのサイトを信頼できるかどうかを“見た目”で判断しているという結果が出ています。また、別の業界報告※2では、第一印象の94%は、ウェブサイトのデザインによって決まる、とも報告されています。ファーストビューで離脱するか、続きを読んでもらえるか。それは、内容の前に、まず「視覚的な印象」で決まっているとも言えるでしょう。

また、ヒートマップやアイトラッキングの調査※3からは、ユーザーの視線はF字型に動き、特に上部や左側、中央の画像・ボタンなどに集中することもわかっています。つまり、情報をしっかり伝えるためには、目につく場所に、視線の動きや印象を意識して、伝わるデザインで配置する必要があるということです。

こうした視点で考えると、LPやWebページのデザインの自由度は、単なる「見た目のこだわり」ではなく、しっかりと内容を読んでもらい、商品の魅力を伝えて成約へつなげるための「成果を左右する要素」と言っても過言ではありません。

※1:Stanford Web Credibility Project(2002)
※2:ODI Consulting “Why 94% of First Impressions Depend on Your Website Design”(2019)
※3:Nielsen Norman Group “F-Shaped Pattern of Reading on the Web”(2017)

LincUpならではの“自由設計”とは

そんな重要なWebデザインについて、LincUpにはどのような特徴があるのでしょうか。

LincUpには、WebサイトやLPをノーコードで直感的に設計できるビルダーが搭載されています。こういったビルダーは、ものによっては細かい設定ができず、思ったようにデザインができないツールもあります。しかし、LincUpのビルダーは、UIから様々な項目を設定できるほか、カスタムCSSやHTMLなどを使って細かく制御を行うことができるため、思った通りのWebページを作成することができます。オールインワン型の自動化ツールの中では、トップクラスの自由度を誇っていると言えるでしょう。

少し専門的な内容も含まれますが、海外ツールであるClickFunnelsと、国内ツールであるUTAGEとを比較し、差がある部分をピックアップしてみました。

デザイン機能項目LincUpClickFunnelsUTAGE
全般的な自由度構造の柔軟性◎(ページ全体の構造を自由に設計できる)〇(柔軟性は高いが一部工夫が必要)△(スマホ対応でページが縦長になりがち)
カスタマイズ自由度〇(UIで詳細を設定可)〇(UIで詳細を設定可)△(プリセットが多い)
テンプレ感◎(出にくい)〇(設定次第)△(出やすい)
アカウント間共有◎(コピー/配布可能)〇(一部再設定が必要)
デザインの制御余白/マージン調整〇(数値指定できる)〇(数値指定できる)△(数値指定不可)
色指定◎(色コード指定/保存可能)〇(色コード指定/保存は限定的)△(一部色コード指定/保存不可)
フォント指定◎(Google Fonts対応/カスタムフォント)〇(Google Fonts限定対応/カスタムフォント)△(フォントは限定的)
行間/字間〇(UIから数値設定可)△(CSSから設定)
ボーダー/角丸/影〇(数値指定できる)〇(数値指定できる)△(詳細設定は不可)
アニメーション◎(パターン多数)△(ボタンのみ)
デバイス別デザイン
コンポーネント構造コンポーネント階層〇(4階層)〇(4階層)△(3階層)
要素の移動◎(直感的)〇(構造が複雑)△(セクション内のみ)
部品の再利用〇(セクション単位)◎(パーツ単位)
コード埋め込みカスタムHTML/JS△(配置場所が限定)
カスタムCSS〇(ページ全体、セクション、インライン)〇(ページ全体、セクション、インライン)△(ページ全体のみ)
各ツールのデザイン自由度の比較
(◎:柔軟性高く対応 〇:対応 △:制限付きで対応 ー:対応していない)

このように、LincUpは「UIでの設定自由度」と「コードを使ったカスタマイズ」の両面で、高い柔軟性を持っていることがわかります。これにより、テンプレート感が出にくい設計が可能で、見た瞬間に「どこかで見たようなLPだな」と思わせない、オリジナリティのあるページが作れるのも大きな特徴です。

これは、表現力を求めるWebデザイナーやWeb担当者でも使えるよう、できるだけ自由に設計できることを重視しているからです。「ツールの制約に合わせてデザインする」のではなく、「デザインに合わせた設定ができる」仕組みを目指していると言えるでしょう。

以下の画面は、LincUpで作成した「LincUpのLP」の表示例になります。(実際のページはこちら

PCでの表示例
スマホでの表示例

なお、ClickFunnelsも自由度ではLincUpに近いのですが、細かい設定をしようとすると設定画面の構造が複雑で直感的でないという声もあり、設計のしやすさに違いがありそうです。

一方、UTAGEは、あまり自由にカスタマイズができない構造となっていますが、これは「起業家自身がとにかく簡単にLPを作れること」を重視した設計になっているからだと思われます。LincUpとは対象としているユーザーが異なり、設計の自由さよりも「すぐに作れること」が重視された仕組みとも言えるでしょう。

あなた自身が使いこなす必要はありません

さて、ここまで読んで、「自由にデザインできるのはわかったけど、難しそう…」と感じた方もいるかもしれません。

でも、安心してください。第1回でご紹介したように、LincUpでは伴走サポートと委託サービスを提供しており、「サポートを受けながら自分で作っていく」あるいは「委託して専門家に作ってもらう」ことができます。必ずしもあなた自身がツールをすべて使いこなす必要はなく、必要に応じてサポートを受けながら、進めていくことができます。

つまり、自分でやりたい人も、任せたい人も、安心して自由にデザインを行えるのが、LincUpの特徴なのです!

まとめ

本投稿では、LincUpの「デザインの自由度」の強みについてご紹介しました。

WebサイトやLPのデザインは、単なる「見た目の問題」ではなく、Webページの成果を大きく左右する要素です。LincUpは、テンプレに縛られない自由設計と、技術的なカスタマイズ性を兼ね備えており、その柔軟性を生かすためのサポート体制も整っています。自分のサービスの魅力をしっかり伝えたい方には、特におすすめです!

次回は、ビジネス自動化のコアとなるワークフロー機能について、ご紹介します。
集客やサービス提供に関わる色々な作業を自動化して、もっと時間を作りたい!という方は、ぜひご覧ください!

LincUpで仕組み化を進めよう ― 7つの重要ポイント記事一覧(全7回)
第1回 ツールだけじゃない!伴走サポートの価値とは
第2回 ツールを1つに!自動化が進む理由
▶ 第3回 テンプレに縛られない。LPデザインの“自由設計”とは?
第4回 ワークフローで業務を自動化!LincUpによる自動化の神髄
第5回 顧客管理は信頼づくりから。CRMで履歴も状況も一元管理
第6回 集客導線の全体像が見える!戦略的に仕組み化を進めよう
第7回 世界50万サイトが導入する自動化ツールを日本語伴走サポートで安心活用

「一人で抱え込まず、必要なときに相談しながらビジネス自動化を進めませんか?」
LincUpは、必要なときに必要なサポートを利用できる、伴走サポート付きツールサービスです。
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LincUpのサービス内容はこちらからご確認いただけます。

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この記事を書いた人

国内大手IT企業に16年間勤務し、研究開発やシステム開発に従事。
2017年にマレーシアに移住し、現地の日系IT企業へ転職。
現在は最高戦略責任者(CSO)として、ビジネス戦略や技術戦略の策定、
プロジェクトマネジメント、システム導入・運用までを幅広く担当。

また、ビジネスを安定して運営するための「仕組み設計」を専門とする「LincWeb」を立ち上げ、個人事業主のビジネス設計や、ツールを活用した業務自動化を支援している。

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