ワークフローで業務を自動化!LincUpによる自動化の神髄

本記事は「LincUpで仕組み化を進めよう ― 7つの重要ポイント」(全7回)の第4回です

こんにちは!LincWebの水野です。

第3回では、LincUpの「デザインの自由度」に関する強みをご紹介しました。

第4回は、みなさんがこれまで手動で行ってきた作業を自動化するための強力な仕組みである「ワークフロー」についてご紹介します。ワークフローは、業務効率化と時間創出に直結する、LincUpの中核ともいえる機能です。本記事ではワークフローの概要と、LincUpならではのワークフロー機能の特徴もあわせて解説しますので、ぜひご覧ください!

LincUpで仕組み化を進めよう ― 7つの重要ポイント記事一覧(全7回)
第1回 ツールだけじゃない!伴走サポートの価値とは
第2回 ツールを1つに!自動化が進む理由
第3回 テンプレに縛られない。LPデザインの“自由設計”とは?
▶ 第4回 ワークフローで業務を自動化!LincUpによる自動化の神髄
第5回 顧客管理は信頼づくりから。CRMで履歴も状況も一元管理
第6回 集客導線の全体像が見える!戦略的に仕組み化を進めよう
第7回 世界50万サイトが導入する自動化ツールを日本語伴走サポートで安心活用

目次

「時間を作ること」の重要性

個人事業主にとって、時間というのは大事なリソースです。こちらの記事でもお話したように、できるだけ自分にしかできないことに時間をかけることは、ビジネスを成功させるうえで重要なことです。

でも、実際にはなかなかそうは行きませんよね。本当は「売上に直結する商品づくり」や「満足度の高いサービス提供」に時間をかけたいのに、実際には、請求書などの書類作業、打合せの調整、そして集客のための発信活動などに、思った以上に多くの時間を費やしている方も多いのではないでしょうか。

ある調査※1では、3割以上のビジネスパーソンが、約60%の時間を本業ではない作業に使っているという結果が出ています。また、別のレポート※2では、経営者の約3割の時間が、メールや管理などの非コア業務に使われ、本来やるべきコア業務に集中できていないとする調査もあります。

しかし、ビジネスにおいて本質的に価値を生むのは本業です。できる限り本業に集中して商品価値を高めていくことは、継続的に売上をあげていくうえで最も重要なことです。だからこそ、周辺業務を自動化して、本業に集中できる「時間を作ること」が重要になってくるわけです。

※1:BPOテクノロジー株式会社調査(厚生労働省「就労条件総合調査」に基づく二次分析)(2023)
※2:Agility PR「Time management survey reveals biz owners spending time they’d rather spend」(2016)

ワークフローとは?

さて、そもそもあなたのビジネスにおける本業とは何でしょうか?

個人事業においては、「本質的に価値を生む作業」=「あなたにしかできない作業」を本業と考えるとよいでしょう。まず「商品開発」が本業の本丸といえます。そして、「サービスの提供」や「サポート」が本業になる場合も多いかもしれません。一方、顧客管理、書類作業、決済、集客などは周辺業務といえるでしょう。これらの作業は、あなた自身がやる必然性は無く、自動化したり、それ自体を本業としている業者に外注したりできる部分なんです。

こういった周辺業務の多くは、ビジネスプロセスとして連なっています。例えば、注文が入ったら、お礼メールを送って、支払いの案内をして、合わせて顧客台帳にも記録する、といった具合です。

このビジネスプロセスを自動化するうえで活躍するのが、まさにワークフローなのです。ワークフローを使うと、こういった一連のプロセスを自動化することができます。「どのようなイベントが起きたら何を実行するのか」をあらかじめ決めておき、ツールにそれをやってもらうわけですね。例えば、注文があったら、メールを自動送信して、顧客リストに登録する、というワークフローを組んでおけば、あなたはもはや何もする必要が無くなるのです。

ワークフローの仕組みを使って周辺業務のフローを自動化できれば、あなたの仕事にかかる時間を大幅に短縮することができます。そして、そこでできた時間を「本業」にあてることで、あなたの商品の価値をさらに高められるわけです。これはビジネスを成長させていくための最重要のポイントと言えるでしょう。

LincUpのワークフローなら幅広く業務を自動化!

では、こうした業務の流れを、LincUpではどのように自動化していくことができるのでしょうか?
ここからは、LincUpのワークフローの仕組みについて見ていきたいと思います。

ワークフローでは、「どのようなイベントが起きたら」という起動条件をトリガー、「何を実行するのか」をアクションと呼び、トリガーに対して実行したいアクションを並べていくことでワークフローを作成します。ワークフローはノーコードで直感的に作成することができます。

LincUpには、ツールの各機能に対応した数多くのトリガーとアクションが準備されており、これらを組み合わせて様々なフローを自動化することができます。以下は、LincUpのワークフローで実際に使えるトリガーとアクションの一例です。これらを自由に組み合わせて、あなた専用の自動化のフローを作ることができます。

トリガーアクション
・フォームが送信されたら
・商品が購入されたら
・動画講座を修了したら
・Instagramの投稿にコメントがついたら
・イベントの1日前になったら
・契約書に電子サインが行われたら
・メルマガ内のリンクがクリックされたら
・顧客が特定のWebページを訪問したら
・外部システムからWebhookを受信したら
・メールを送信する
・InstagramのDMを送信する
・LINEメッセージを送信する
・Chatworkにメッセージを投稿する
・動画講座をオファーする
・1回で利用できるカレンダー予約のURLを生成する
・請求書を送る
・顧客情報を更新する
・外部システムにWebhookを送信する
LincUpで使えるトリガーとアクションの例(一部抜粋)
(※:外部システムに通知を行うための仕組み)

LincUpはオールインワンツールであり、メール、SNS、予約、決済、顧客管理などをはじめとする様々な機能を統合していますので、これら複数の機能をワークフローを使ってつなげることで、多くの作業を自動化できるわけですね。特に、LincUpのワークフローには以下のような特徴があります。

トリガーとアクションの種類が圧倒的に多い
60種類以上のトリガー、70種類以上のアクション(2025年7月時点)があらかじめ用意されており、他のツールと比べても、より広い作業を自動化することができます。

・条件分岐や待機などの実行制御を行える
特定の条件のときだけアクションを実行したり、一定時間待機したあとにアクションを実行できますので、柔軟にワークフローを設計できます。また、深夜や特定の曜日にはワークフローを止めるといった柔軟な制御も可能です。これにより、ステップメールの送信や、タイミングを図ったプロモーションなどを行えるようになります。

・多様な発信チャネル
メールだけでなく、Instagram、Facebook、LINEなど、複数のチャネルでお客さんにアプローチすることができます。多くのツールでは、ワークフローからの発信はメール送信に限られることが多く、SNSやLINEでの発信をサポートしているのがLincUpの強みの1つです!

・トラッキング機能
メール内リンクがクリックされたら、Webページを訪問したら、動画講座を修了したら、など、顧客の行動に対応してアクションを起こせるので、より適切なタイミングで顧客にアプローチすることができます。

他アカウントへの共有
アカウント間でワークフローをコピーできるので、複数クライアントを持つWeb担当者にとっても、「一度作ったワークフローを別アカウントにコピーする」ことで、業務の効率化やミスの防止を図ることができます。

ワークフロー機能は、オールインワンツールの中でも大きく差が生まれる部分でもあります。他ツールとの比較については、自動化ツールの比較記事の「自動化機能」の節でも触れています。概要レベルですが、全体像をつかむ参考になるかと思います。

このように、LincUpのワークフロー機能は、他のツールと比べても自動化できる業務の幅や種類が非常に広く、自動化を進めたい人にとって打ってつけの選択肢と言えるでしょう。

ワークフローを使った自動化の例

ここで、実際のLincUpのワークフローのイメージを見てみましょう。

LincUpのワークフロー画面の例。商品Aが購入されたら、お礼メールを自動送信し、特典の動画講座に自動登録する処理が組まれている。
LincUpのワークフロー画面の例

これは、商品Aが購入されたら呼び出されるワークフローの例です。商品Aが購入されると、お礼メールを送信し、特典である動画講座に参加登録を自動で行います。トリガーは必要に応じて複数設定することもできます。

また、画面キャプチャを見てもわかるように、これらのトリガーやアクションはビジュアルでフローの形で表現され、マウスで操作して設定することができますので、専門知識がなくても安心して使えるようになっています。

同様の形で、例えば、Instagramの投稿に対するコメントをトリガーに、自動でDMを返信し、LINE登録に誘導するといったことも可能です。

このように、LincUpのワークフローを使えば、複数チャネル対応、条件分岐、豊富なトリガーとアクションの組み合わせ、業務をノーコードで直感的に自動化することができるのです!

まとめ

本投稿では、ワークフローの概要と、LincUpが持つ高度なワークフロー機能を使った自動化についてご紹介しました。

周辺業務を自動化することで本業に集中できる時間を増やしていき、サービス価値を高める。これこそが、あなたのビジネスを成長させるうえで重要なポイントの1つです。また、そもそも忙しすぎて精神的、肉体的にきつい方にとっては、時間に余裕を持てるようになること自体にも、大きな価値があるかと思います。LincUpを活用してあなたのビジネスを自動化できる部分がないか、ぜひ一度考えてみることをおすすめします!

次回は、顧客の反応を見える化し、必要なタイミングで必要なアプローチを行うためのCRM機能をご紹介します。
一元化された顧客管理でシンプルに管理を行いたい方は、ぜひご覧ください!

LincUpで仕組み化を進めよう ― 7つの重要ポイント記事一覧(全7回)
第1回 ツールだけじゃない!伴走サポートの価値とは
第2回 ツールを1つに!自動化が進む理由
第3回 テンプレに縛られない。LPデザインの“自由設計”とは?
▶ 第4回 ワークフローで業務を自動化!LincUpによる自動化の神髄
第5回 顧客管理は信頼づくりから。CRMで履歴も状況も一元管理
第6回 集客導線の全体像が見える!戦略的に仕組み化を進めよう
第7回 世界50万サイトが導入する自動化ツールを日本語伴走サポートで安心活用

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この記事を書いた人

国内大手IT企業に16年間勤務し、研究開発やシステム開発に従事。
2017年にマレーシアに移住し、現地の日系IT企業へ転職。
現在は最高戦略責任者(CSO)として、ビジネス戦略や技術戦略の策定、
プロジェクトマネジメント、システム導入・運用までを幅広く担当。

また、ビジネスを安定して運営するための「仕組み設計」を専門とする「LincWeb」を立ち上げ、個人事業主のビジネス設計や、ツールを活用した業務自動化を支援している。

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